アトピーと食事療法

アトピー持ちさんに断食は必要?完治した今、結論を言います。

街を歩けば美味しそうな匂い、お店にはいれば美味しそうなメニュー。

肉、お菓子、ケーキ、コーヒー、パン、焼肉、ステーキ。。。

普段の生活で、仕事が忙しい方なら特に食事を整えることって難しいですよね。

どうしてもお腹が空いてしまったり、誘惑に負けてしまうこともしばしば。

 

一方、近年では腸とアトピーの関連性が注目されるようになり、声高に腸内環境を意識した食生活の必要性が叫ばれるようになってきました。

これ、傾向としては本当にその通りだと思っていますが、若干思うところがあったのでこちらに記載することにします。

そもそもなぜ断食が体に良いのか

 

実は、食事とその消化に伴う必要なエネルギーは実は非常に多いとされており、実際に1日3食食べた際に必要な体内エネルギーはフルマラソン1回分とも言われています。

つまり、食べなければ体力を温存できる、ということ。

そして、今となっては一日3食食べるのが当たり前になった私たちも、実は1日3食の食文化ができたのはここ数百年の間。江戸時代・元禄期(1688~1704年)の江戸時代中期にできたと言われています。

人間の歴史の中で、1日3食という文化は実は非常に浅いものなんです。

元来、人間は「飢餓遺伝子」が備わっており、足りない栄養素、遺伝子を補うのが非常に得意で、逆に満腹に対して、身体が対応できるようにはなっていません。飢餓には強く、満腹には弱いんですね。

それまで1日2食だったのが1.5倍に増えてしまうとなると、本来胃腸にはオーバーワークと言われています。

 

そしてまた、アトピーが起こる1つの大きな要因としても、腸内環境の悪化が挙げられます。

私たちは日々当たり前のように朝・昼・晩と食事をしていますが、食べた食事や体内に溜まった老廃物は便、尿、汗として体外に排出されます。

ところが、アトピーやアレルギー、免疫力が低下している人は、老廃物が無事に排出されないまま、毒素として体内に溜まってしまい、その毒素が皮膚に出てくるのがアトピー、肺に出るのが喘息、そしてさらに内臓や血液に出てくるのがガンやそのほか全ての病気を呼び起こすという風に捉えられています。

私たち人間は食べたものでできています。当然のことと言えば当然のことですが、忘れがちですよね。

そこで、老廃物を溜めないように、そして疲れた胃腸を休ませるための治療として、粗食と断食の療法がお馴染みになってきました。

体内にあった胃腸の吸収されなかった残りカス、余分な体内細菌が外に排泄されるというのは聞いただけでもよくメカニズムとしてはわかりやすいですね。

トータルで考えられるメリット

・胃腸を休ませることができる

・身体がスッキリする

・免疫力アップ

・消化器官を休ませて機能回復できる

などが挙げられます。

 

胃腸の健全化が要と言われている今、断食こそ完璧な療法に思えます。

 

 

デメリットを挙げてみた

断食のデメリットをあまり見かけないので、自分が行ってきて、

また周りに断食をしている人の話を聞いてのデメリットを挙げておきます。

 

食欲と戦うのが大変

実は私、高校2年でいじめに遭ったことをきっかけに、約6年に渡って過食症でした。

過食症、拒食症など摂食障害に罹ったことのある人ならわかると思いますが、

一度罹ってしまうとその食欲のコントロールは非常に難しいものになります。

実際に、今となっては摂食障害と言われる状態からは抜けられましたが、

それでも尚アトピーの寛解状態を維持するための食事制限、

食事療法は続けているものの、食欲と戦うのがまあ大変!

また、知人で自己流で1週間にかけて断食を行った人を近くでみている機会があり、

断食中会った時には「身体が軽すぎて、少食がとっても心地よいの!!」

と言って確かに調子を良さそうにしていたものの

復食(断食後少しずつ食事を元の量に戻して行くこと)の段階で食欲を抑えきれなくなったようで

次回会った時には信じられないくらいのリバウンドをしてしまっていました。。。

その変わり様からしても、胃腸にかなり負担がかかっているのは明らか。

 

この様に、実は断食の食欲をコントロールすることって、非常に難しいことなんです!!!

 

「私は全然食欲なんて勝てるし余裕〜!」という方は、どうぞ遠慮なく。

でもでも、アトピーの方ならきっとお分かりだと思いますが、甘いものやお肉、いわゆる「美味しいもの」の誘惑に勝つのはかなり難しいことではないでしょうか?

 

 

断食について、アトピー完治させた私の結論

断食は、確かに胃腸には良い。でも、食事制限を行うことは、かなりのストレスになることも事実。

ましてや、普段生活していると人付き合いもあり、誘惑もありなかなか貫き通すのは大変です。

だから、私の結論としては、断食や空腹が全く苦ではない方は断食をすれば良い。

ただ、それが苦しい様であれば、断食はする必要がないと感じています。

断食よりも何よりも大事なことは胃腸の健全化。

 

A.100点満点(断食)を目指してストレスを溜めて暴飲暴食をしてマイナス100点で元どおり(泣)

B.無理なく少食、粗食を続けてそこそこに美味しいものを食べて80点を維持!

 

ABならBの方が、自分の胃腸、身体、心がHAPPYでいられると思うんです。

先ほども書きましたが、断食を否定しているわけでは一切ありません!

できる人は、断食をしてみれば良い。断食が楽しければ、断食を続ければ良い。

だけれど、向いてない様なら、する必要はないと思っています。

アトピーの完治のために、断食が不可欠な訳ではないからです。