管理人マムは東京生まれ、東京育ち。
根っからのシティーガールのはずですが、あんまり服は興味ないし、飲み会やクラブなんて、十字グラフにしたら私からもっとも遠い所に位置する人々が行く場所、というイメージです。
交友関係は非常に狭く(というかほぼない)、身体も心も弱っちい(アトピー、喘息、ADHD)。
その割に、私の人生1年前までは
・高校は部員160名の強豪吹奏楽部に所属して副部長に任命され、軍隊のような生活
・大学時代は某チェーンの居酒屋でバリバリバイト
・大学4年からネットショップを運営して実店舗もオープン。(4年で挫折)
・ヨガインストラクターとして緊張しながら20人ほどの生徒さんを前に指導
なあんて人生を歩んできました。
今思えば、内弁慶でクラスに馴染めず、ADHD(不注意型で空気が読めない割に衝動的に動く)な自分のコンプレックスを克服したかったんです。
結果としては大失敗。
全てにおいてストレスでアトピーが悪化し、結果としては挫折して、ムクムクと全てのコンプレックスを助長させてきました。
で、現在そんな私、2017年初夏にアトピーと喘息の悪化に伴い、一念発起して体質改善、心質改善に取り組むことに!
仕事はネットショップ運営のみに絞り込む事で、こんな生活リズムになりました。
平日→
朝は家でヨガ
日中は自宅か自転車で15分で出れる距離の大きめの街のカフェでパソコンネットショップやブログ運営の仕事
夜は「ゆる粗食」を作る
休日→
旦那さんと渋谷新宿あたりで映画デート
都内のベジタリアンカフェやレストランでお食事デートして帰宅
夜は「ゆる粗食」を作る
こんな生活を続けて1年後、総合計17年ステロイドと付き合っていた私、しかもベリーストロングクラスのステロイド「ネリゾナ」をだらだら使用し続けていた私の身体からアトピーさんが、すーーーっといなくなってしまいました。
都会にいながら仙人のような暮らしぶりでしたが、アトピーを完治させることに成功。
アトピーといえば生活環境の改善もよく言われることで、田舎に移住して直っちゃったって話も聞きます。
一方、東京のど真ん中で暮らし、アトピーを完治させたアテクシ、よくよく考えたら都心に住むことって、メリットが大きいことに気がついたんですよね。
地方移住か都心住まいか迷いのある方々に向けて、今一度都心に住むメリットをお知らせしたいです。
1.自炊すれば実は大して食費はかからない!
自分のための、適当昼ご飯。
ゴマかけ玄米ご飯、目玉焼き、蒸しキャベツ&人参、秋刀魚煮付、納豆、きゅうりスティック、ワカメのお味噌汁。
はあああ、幸せだああああああ pic.twitter.com/EiqspTypZp— マム@eat×think (@mamuang0) 2018年7月6日
私が全力でオススメしたい「ゆる粗食生活」、これ、健康に非常に良いほぼ完全食である上に、なんでも入れられるから食材のロスがゼロ、1ヶ月この生活だと食材費が超安上がりなはずです。(この辺りの食費実験も今度してみたいなあ)
購入する野菜や調味料の金額はトータルで考えれば地方が安いかも知れないけれど、平日「ゆる粗食生活」を送る分には、差は微々たるものでは、と思ってます。
その分休日は好きなものを(といっても身体に優しいもの)を外に食べに行くとメリハリをつけることで、心身ともにバランスが取れてます。
2.医療設備の整った病院、専門医、治療院が充実している

どの病名で検索しても、都心なら専門医や名医と言われる先生が所属している病院や治療院が一つや二つあります。
これは大きなメリット。
特に比較的新しく認知され始めた発達障害は未だしっかりと信頼のできる専門の医療機関は少なかったり、ガン・脳卒中・心筋梗塞など命に関わるような病気は、妥協せずに治療方針をゆだねられる病院にかかりたいもの。
アトピー、喘息、ADHD持ちとしても、これは結構大きなメリットなんです。
特にADHDに関しては未だしっかりと信頼のできる専門の医療機関は少ないですよね。
都心には選択肢がそれなりにあるのでセカンドオピニオンやサードオピニオンにも電車で通える距離でかかれます。
もし先生が自分に合わないタイプだったら?
もしその診断結果が納得いかなかったら?
人間の身体は私たちの自分の感覚以上に「人と人」の相性が心身の状態にかなり影響を与えるんですよ。
3.孤独が紛れる

先にも書いたように、私が住んでいる場所から15分ほど 自転車に乗れば
全国的にも名の知れたまあまあ大きな町に出ることができます。
家にずっといて寂しい時、誰かと無性に喋りたい!と思った時、私は町に出て、雑踏の中を歩いたり、カフェに入り浸ったり、余力があれば原宿渋谷六本木新宿あたりにトコトコ出かけます。
好きなギャラリーや雑貨屋さんも見てまわったり、馴染みのカフェに行けばいつもの店員さんがいて、お会計の間ちょっとだけ世間話をして終わり。
肝は「人の流れが絶えずある所に自分の身を置くということ。」
これで、見事に孤独は薄れ、寂しく無くなります。むしろ、超楽しくて、暇をつぶせて、幸せ(笑)
私に限って言えば寂しがりやの一人好きで、学生時代も友達と群れるということが苦手だったので、このくらいがちょうど良いんです。
決して友達に会いたくなる訳じゃない。
あと2次メリットとして、街にいると人の活発なエネルギーを受け取ることができるんですよね。(こういうスピリチュアル的な話が苦手な人ゴメンなさい)
4.レストラン、映画館の充分っぷり

個人としては、東京に住むのにこのメリットが一番大きいです。
特に食事。料理作ることはまあまあ好きだけど、大好きな複雑で奥行きのあるスパイス料理や、時間がかかったり微細なバランスで味が大きく左右されるパンはものすごーく労力が必要。
都内にいれば、ググってサクッと行ける距離の食べたいものを食べに行けるし、その場所に行くまでの道中も楽しいです。
脳に刺激がいくのを感じる。
それこそ、体質改善、心質改善中でも食べれる玄米菜食や粗食系レストラン、天然酵母のパン屋も充実していて、永遠に飽きがきません。
店のインテリアや写真でみた料理の味を想像したり。
他人が心を込めて大切に創り上げてきた空間で他人の作る料理を味わうって、奥深い事。
食べることって、ただ食べ物を口に運び、咀嚼し、飲み込むまでではなくて、
その前後にも膨大なプロセスがあって、そんな事も含めて大好きな行為。
さらには私が作ったものよりきっと美味しいですし。
個人的には映画も大好きで、都内にいればシネコンから単館系まで幅広くあって、会員デーやその映画のもつ雰囲気によって場所を選ぶ事もできます。
他にも遊びの選択肢が多かったり、そのための交通手段が充実していたり。挙げだしたらキリがないほど。
で、今でもこの生活継続中。ほぼほぼ毎日旦那さんか姉としか喋ってません。
都会のデメリット
一方、やっぱりどんな物事もメリットデメリットはあります。
念のため、都会に住むデメリットもあげておきます。。。
・空気が汚い(田舎と比べたら多分)
・家賃やその他諸々生活費は高い
・自然が少ない
・サラリーマン/OLは通勤が大変
・土地が高いから絶対自給自足できない(やったことないから憧れ)
わたしとしては、
結局、完治させるのに「どこにいるか」は関係ない
わたしはアトピーになったのは東京、アトピーが治ったのも東京。
一方で遠方に引っ越ししたことによりアトピーが完治する人もいますよね。
それは生活環境、仕事内容、人間関係が変わったことがかなり影響をしているように思えます。
引っ越しをするのも良いけれど、それよりもまず身の回りのストレスをとことん排除して、体質改善、心質改善に取り組んでみてほしいです。
高価なアトピービジネスにお金を払う必要はありません。
今居る場所でも、アトピーは治ります!!
自然派な暮らしをするなら、地方の車が必要な地域に住み、作物を育てながら住むイメージがすっかり定着してますが、いやいや、都心で小さく仙人/仙女みたいな生活をして生きる事は、きっと、また違う種類の喜びと幸福感がありますよ。
都会に住んでいて、アトピーがなかなか治らずに悩んでいる方もまずは体質改善と心質改善を心がけてみてください。
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